東武8111F、宇都宮

この日は、目白から西日暮里、北千住乗り継ぎで東武動物公園まで行き、東武動物公園から新栃木まで、東武8000系リバイバルカラー、原型編成である8111Fによる臨時快速に乗りました。

北千住から東武動物公園までは、東急8500系の伊豆のなつ号編成である8614Fに乗ることが出来たし。

8111Fによる臨時快速は、10月12日から11月17日までの土休日に、東武動物公園東武日光東武日光南栗橋間で運転され、通常の快速電車と同じ停車駅に停まっていました。

8111Fが東武日光方面への臨時快速に使われたのは、今年のゴールデンウィークに続いて2回目でした。

期間中の10月19日には、8111Fが東武アニ玉コスプレトレイン(とうきょうスカイツリー→大宮間、団臨)に使われていた絡みで、10030系11662F(昨年東上線から転属してきた編成)による代走が見られていたけど、今月17日には、8111Fが東上線の森林公園〜寄居間の団臨及び森林公園検修区での東上線ファミリーイベント2013での展示に使われていた為に、今月16,17日にも10000系列による代走が見られていました。

この列車は、ロングシートでトイレが付いていないので、乗車前にトイレを済ませておく必要があります。

かつて8000系による日光線臨時快速たびじ号が運転されていたけど、4ドアオールロングシートでトイレが付いてないことで長距離運用に適していなかったことに加え、空気ブレーキのみで運転が難しかったことから評判が悪かったです。

このことで、2006(H18)年3月18日の改正まで、浅草発の準急東武日光東武宇都宮行き(新栃木で分割)が8000系によって運転されていたことを思い出しました。

現在8000系は、東武伊勢崎線(スカイツリーライン)の浅草〜館林間、日光線東武動物公園南栗橋、新栃木〜東武日光間の定期運用が無くなっているので、今回の8000系による臨時快速は貴重でした。

表示は、本線仕様の臨時の幕で、ヘッドマークは付いていませんでした。

昨年11月18日の東上線ファミリーイベントの時は川越市〜森林公園間で8111Fが特別運転されていたけど、チケットが完売になるほどの人気ぶりでした。

2015年度中には東上線系統が当初の予定よりも大幅に遅れてATC化されるので、8111Fの東上線凱旋は、今年か来年で最後になってしまいます。

12月1日に南栗橋で行われる東武ファンフェスタ(本線系統のイベント)での車両撮影会ではもちろん8111Fも展示される予定となっています。

今回は南宇都宮にある宇都宮市文化会館でのモーニング娘。のコンサートに行くついでに8111Fに乗ることが出来たことや、それに間に合う時間に設定してくれて良かったと思っています。

新栃木駅では、東武1800系1819Fによる臨時快速の間合いの回送を撮影することが出来ました。

1819Fは、東武日光(トニコ)に到着した後、新栃木まで回送され、帰りの時間(東武日光 16時10分発)には再び東武日光まで戻ることになります。

本当は、前日のTJ氏と同様に、東武日光まで乗って行きたかったです。

東武動物公園を出た後、快速及び区間快速が最初に停車する板倉東洋大前駅は、草加〜越谷間が複々線化された1997(H9)年3月25日に開業した駅で、東武日光線の駅で唯一群馬県(邑楽郡板倉町)にあります。板倉東洋大前駅が出来る前は、群馬県をスルーしていました。

板倉東洋大前では、今年3月16日から、周辺にゴルフ場があるということで、ゴルファー対策により、浅草7時30分発の特急スペーシアけごん1号(東武日光行き)が止まるようになっています。

利根川を渡ったところにある新古河駅は、茨城県古河市ではなく、埼玉県加須市(旧、北埼玉郡北川辺町)にあります。

JR宇都宮線で、栗橋駅を出た後、利根川を渡り、古河駅(茨城県古河市)を通ってから栃木県に入るのに対し、東武日光線では、群馬県を通るのが特徴となっています。

東北新幹線の大宮〜小山間も茨城県古河市を通るけど、駅がない為にスルーしていくことになります。

関東で新幹線が全く通らないのは千葉県だけであるけど、以前は建設途中で中止され、幻となった成田新幹線計画もありました。

栃木駅は、栃木市の中心部にあるJR両毛線への乗換駅で、2000(H12)年5月17日に東武線、2003(H15)年4月4日にJR線部分がそれぞれ高架化されていました。

新栃木駅は、東武日光線の開業当初からある駅で、1931(S6)年8月11日の東武宇都宮線(新栃木〜東武宇都宮間)の開業と共に乗換駅となっています。

日光線車両基地である南栗橋車両管区新栃木出張所(旧新栃木検修区)があり、634形を含めた6050系350系宇都宮線用の8000系が配置されています。新栃木から南宇都宮までは、東武宇都宮線の8000系で移動したけど、この時に使われた車両は、元東上線の車両で、ワンマン改造されていました。

東武宇都宮線がワンマン化されたのは、2007(H19)年10月31日のことで、それまでの間は30000系も使われていたこともありました。

現在南栗橋〜新栃木間の区間列車は、4両編成で、10080系や30000系も使われることもあります。

おもちゃのまちは、玩具メーカーの工場が誘致されていたことに因んで名づけられ、周辺には、おもちゃのまちバンダイミュージアム(以前は松戸にあった)や、TOMIXブランドの鉄道模型鉄道むすめでおなじみのトミーテックタカラトミーの子会社)の本社などもあります。

TOMIXは、KATOのライバルで、大宮にショールームがあります。E5系E6系TOMIXとKATOの両方から発売されているけど、仕様が異なっています。

南宇都宮駅は、島式ホームで、構内踏切がある駅で、周辺には、かつて気動車東武の電車などの鉄道車両が製造されていた富士重工業宇都宮製作所(エコ宇都宮工場)やJR日光線鶴田駅があります。

この後、宇都宮市文化会館に行き、モーニング娘。のコンサート(CHANCE!)に参戦しました。この時の座席は1階16列と見やすいところでした。この時に岐阜から来たさゆみん推しの友人と出会いました。その友人は、仙台公演に参戦し、中日の3日に乗り鉄をした後に宇都宮まで来たと言っていました。この後新宿まで行き、関市経由岐阜行きの夜行高速バスパピヨン号で帰っていたし。

開演前に雨が降っていたけど、止んで良かったし、公演のほうも見応えがありました。

自分は時間の関係で参戦出来なかったけど、夜の部には、はるなんこと飯窪春菜氏の生誕企画として黄色いサイリウム企画が行われていました。はるなんも推しメンに格上げとなったのに参戦出来なくて残念に思っています。文章の末尾に次に推しメン(○○)と握手出来るのかいつになるんだろう?のところではるなんも加わっているのはその為だし。

はるなんのほうは、川崎でのイベントの時のように握手会での反応が良かったのでそのはずであります。

この後、南宇都宮から東武宇都宮まで移動し、駅前で本場の宇都宮餃子を食べました。やはり宇都宮と言えばやはり餃子だし。

帰りに栃木から東武100系スペーシアきぬに乗って帰ろうとした時に3連休の最終日で夜割適用ということでチケットが満席で乗れず南栗橋で通過されてしまったので、スペーシアきぬならぬスペーシアぬきの状態となってしまったよ!春日部から後続の特急に乗って行こうとしたら帰りが遅くなるので、東武動物公園からの200系りょうもうで我慢することになってしまったし、スペーシアの乗車は後日リベンジとなってしまったし!

スペーシアにはリニューアル化されてから一度も乗ったことがないので浅草、北千住〜春日部間でもいいから早く乗りに行きたいよ!

スズキのスペーシアカスタムという軽自動車のCMを見てそう思ってしまったよ!

東武動物公園から浅草まで、東武鉄道200系の209Fによる特急りょうもう48号に乗りました。

りょうもう48号は、赤城発浅草行きで、夜割が適用されていたので、東武動物公園から浅草まで、300円の夜割特急料金(通常は500円)追加で乗ることが出来ました。

今回乗った209Fは、1998(H10)年に導入されたバリアフリー対応の後期型で、かつて日光線特急で活躍していた1720系デラックスロマンスカー(DRC、デラ)の1771F(1971(S46)年製)の足回り品が流用されています。

車内の形式番号表示はモハ209-1〜6と、JR東日本の209系と間違えられそうな状態となっているし。

同様に、201Fが1741F、202Fが1731F、203Fが1751F、204Fが1711F、205Fが1701F、206Fが1761F、207Fが1781F、208Fが1721Fの足回り品が流用されているけど、1960(S35)年製の1721Fが最も古いです。

これらの車両は全て廃車、新製ではなく、1720系からの更新名義となっているし。

1721Fのほうは、先頭車と中間車の一部が静態保存されているけど、足回り品が208Fに供出されたので、かつて日比谷線直通専用車として活躍していた2000系(最後まで残されたセイジクリーム色の電車)に転用されていたアルストム式台車に戻されていました。

200系りょうもう号がデビューしたのは、1991(H3)年2月1日で、前年の1990(H2)年に落成した201Fと202F(初期に廃車となった1731Fと1741Fからの足回り品流用車)の2編成(側面方向幕車)のみとなっていました。先頭部分は、100系スペーシアと同様に流線型が採用され、スピード感溢れるデザインとなっているます。

1991(H3)年から1994(H6)年に掛けて導入された203〜206F(こちらも側面方向幕車)は、1720系から足回り品だけでなく、座席も流用された編成でもあります。

この座席も棄てられることもなくリサイクルされたものとなっているし。こちらは座席の形状(アームレスト)で見分けることが出来ます。

1997(H9)年2月には、3号車の車椅子スペース及び車椅子対応トイレの設置、HID式ヘッドライトの採用、側面表示のLED化(明朝体表示)、シングルアームパンタグラフの搭載、真空式トイレの導入などによるマイナーチェンジが行われています。座席は、201,202Fと同じタイプ(リクライニング機構付きの新品)に戻されていたし。

1998(H10)年には、208Fと209Fが、完全な新造車である251系(VVVFバージョン)と共に導入され、最後まで残った1800系が置き換えられていました。

1800系が置き換えられていたのは、老朽化やリクライニングでないことなどによりグレードが劣っていたことだけでなく、105Km/hまでしか出せず、スピードアップの支障となっていたからでありました。

当初は、1800系の足回り品が流用された250系の導入が検討されていたけど、やはりスピードアップ化により断念され、30000系に準じたVVVFインバータ車に切り替えられていました。

1999(H11)年3月16日には、急行から特急に格上げされて現在に至っています。

りょうもう号が登場したのは、1969(S44)年9月20日のことで、当時は1800系の4両編成となっていました。それ以前は5310系が使われていたし。

1995(H7)年をもって全廃となった西武鉄道5000系初代レッドアロー号(1969(S44)年10月14日の西武秩父線の開業と共にデビューしていた特急専用車)と同期の車両でもあったので、赤ということで共通していました。

現在の6両編成となったのは、1979(S54)年のことで、中間車が2両増結されていました。

350系のうちの352Fは、初代1813Fと1816Fの増結中間車から先頭車改造された編成であります。

前にも取り上げたように、200系や250系は、西武鉄道10000系NRAとの共通点があるし。

200系や250系の4号車は、座席定員を増やす為にドアのない車両となっているので、3号車または5号車まで移動しなければならない状態となっています。

こちらは、100系スペーシアで、3号車に旅客用のドアがないのと同様であります。

東武動物公園駅では、日光線特急の春日部駅と同様に、2号車と5号車の2箇所に限定されています。

東武動物公園〜北千住間のうち、北越谷〜北千住間は、複々線区間で、越谷駅草加駅半蔵門線直通の急行列車を追い抜くシーンが見られます。

りょうもう号の最高速度は、110Km/hで、1720系の足回り品が生かされていることが分かります。

東武動物公園駅では、葛生行きのりょうもう41号を見ることが出来ました。葛生発着のりょうもう号は、1800系による急行時代からあるけど、伊勢崎発着と共にたったの1往復しかない貴重な運用となっています。この日の葛生行きは、初期型の幕式編成(編成は未確認)だったけど、200系(250系)は全ての編成が共通運用であるので、幕式が使われる時もあれば、LED式も使われることもあります。

葛生、伊勢崎発着はどちらも到着後に停泊し、翌日に浅草に戻る運用となっているけど、3月16日の改正で浅草発の時刻が1時間繰り下げとなっていました。

りょうもう号の伊勢崎乗り入れが開始されたのは、2001(H13)年3月28日のことで、当時は金土休日のみの運転で、上りが北千住止まりとなっていました。

2003(H15)年3月19日の改正で、全列車が東武動物公園にも止まるようになったと共に毎日運転となり、上り列車が浅草行きに統一されていました。

赤城発着のりょうもう号の途中停車駅は、北千住、東武動物公園、館林、足利市、太田、藪塚、新桐生、相老で、一部の列車はとうきょうスカイツリー、久喜、加須、羽生にも停車しています。

葛生発着のりょうもう号は、佐野線では佐野市、佐野、田沼駅に停車するし。

相老駅は、わたらせ渓谷鐵道への乗換駅で、1989(H元)年10月20日の6両分への延長と共にりょうもう号が停車するようになっています。

とうきょうスカイツリー駅付近では、緑色にライトアップされた東京スカイツリーを見ることが出来ました。

209Fは、今年4月まで、204,207Fと共にソラカラちゃんのラッピングが施されていたことがありました。

特急りょうもう号に乗ったのは、2010(H22)年9月25日の東武動物公園→北千住間の251F以来3年ぶりだったけど、話の種により乗ることが出来て良かったです。

次は100系スペーシアに乗って見たいと思っています。

浅草からは、吾妻橋から東京スカイツリーを眺めた後、日本橋乗り継ぎで帰りました。

東京タワーでは、Tokyo Cheer2 Party(チアチア)の浜祭イベントが行われ、ライブ中には雨が降っていたので、行かなくて良かったと思っています。その代わりに青バンダナ(よっしー)氏が参戦していたけど、全員握手会しかなかったので、全員握手会が苦手でしょこりんとの個別握手会に拘っているよっしー氏にとって握手出来ないイベントとなってしまいました。自分もチアチアの全員握手会に参戦出来なかったし。

早くTokyo Cheer2 Party(チアチア)の4期生と握手したいです。

次にさゆ、あやちょ、はるなん、りなりな、佐保ちゃん、まみたん、しょこりんと握手出来るのはいつになるんだろう?