ゆりかもめの新車、都営浅草線

この日は、豊洲駅の1番線(ららぽーと側)で行われた、ゆりかもめの新車である7300系7311Fのお披露目会イベントに行ってきました。

こちらは、来年1月に営業運転開始予定のモデルチェンジ車で、今年3月に最初の1編成(31編成、7311F)が、三菱重工業三原製作所(広島県三原市)で製造されていました。

座席は、混雑緩和により、7000系や7200系にあったボックスシートが廃止され、全て体を包み込む感じのバケット形状(セミハイバックタイプ)のロングシート(中間は6人掛け)となっているのが特徴であります。

ドアのほうも両開きとなっており、幅も広いので、混雑緩和となっていること、荷物棚の新設、4ヶ国語併記の液晶ディスプレイの採用、車椅子スペースの増設、高さの異なるつり革の採用などで進化しています。

前面にはもちろん誰でも座ることの出来る展望座席があるけど、大型窓ガラスの採用により、前面眺望が向上されています。

ゆりかもめは、新橋または豊洲からお台場への行楽輸送はもちろんのこと、通勤輸送にも使われているので、混雑が緩和された新車が導入されるはずであります。

8月のお盆休みと年末に東京ビッグサイトで行われるコミックマーケット(コミケ)の時期にはゆりかもめが混雑するので、7300系の営業開始が今年末のコミケに間に合わないのが残念であります。

因みに7000系の15編成(7151F)以前は、全ての座席がボックスシートとなっています。

ゆりかもめの7300系は、今後18編成108両(全て三菱重工業製)が導入される予定で、1995(H7)年11月1日の新橋〜有明間の開業当時から使われている7000系(初期型のチョッパ制御車)が順次置き換えられていくことになります。

車両の正面のほうは、6両編成一杯に止まるホームで、東京メトロ南北線と同様のガラス張りのホームドア方式となっており、停車中に撮影することが出来なかったので、回送列車の出発の時に撮影しました。

今回は豊洲駅での構内通行証を貰って見学することが出来て良かったです。

ゆりかもめが開業したのは、1995(H7)年11月1日の新橋〜有明間のことで、開業当時は、新橋駅は、汐留エリアの再開発工事により、汐留寄りの仮駅(相対式ホーム)で、汐留駅が通過扱いとなり、翌年4月の街開きまでの間、臨海副都心エリアには船の科学館くらいしかなく、空気輸送の状態となっていました。

車両のほうは7000系の13編成で、全てボックスシートとなっていたし。

7000系は、臨海副都心エリアの街開きにより利用客が急増し、車両の増備が進められていました。

2006(H18)年3月27日には、有明豊洲間が開業し、現在に至っています。

ゆりかもめの新橋駅は、2001(H13)年3月22日に本設化され、JRの駅に面した1面2線の島式ホームとなっていました。この時に7200系(7000系VVVFバージョン)の7241〜7261Fも導入されていたし。

豊洲駅のエンド側で、左側(晴海通り側)に曲がっているのは、将来の晴海、勝どき方面への延長を見据えたもので、2020年の新東京オリンピックの開催までに整備されるかどうか不明であります。

ゆりかもめは、1988(S63)年4月25日に東京臨海新交通(株)として設立されたけど、都鳥のユリカモメに因んで命名されたゆりかもめの愛称名が定着した為に、設立10周年を迎えた1998(H10)年4月1日に(株)ゆりかもめに社名変更されていました。

ゆりかもめは、路線のほとんどが地下トンネル区間となっているりんかい線に対して、地上の眺めの良い場所を通るので、景色を楽しみたいならゆりかもめがオススメとなっています。

馬込車両検修場(西馬込駅付近にある都営浅草線車両基地及び車両工場)で行われた、都営交通フェスタ2013in浅草線の車両撮影コーナーで展示されていた、都営地下鉄浅草線の主力車両である5300形の5308Fと5315Fです。

この時には、5315Fが試運転、東成田、5308Fが試運転、東成田(芝山)と、普段見られない表示が披露されていました。

都営5300形は、2002(H14)年10月27日の芝山鉄道線(東成田〜芝山千代田間)の開業まで、東成田駅(旧、成田空港駅)に乗り入れていたことがありました。

芝山鉄道線が開業してからは、京成の車両オンリーとなったことにより、都営車による東成田(芝山)の表示は、都営車による代走が行われない限り見ることが出来ないので、こちらも貴重な表示となっているし。

芝山千代田行きの表示は、京成東成田線の東成田を経由することから芝山千代田ではなく、東成田(芝山)となっています。

試運転や回送の表示は、種別部分に表示されているので、試運転と行先という前代未聞の組み合わせとなっていました。

5300形の成田空港乗り入れも、2010(H22)年7月17日の成田スカイアクセス線の開業により廃止されていたし。

都営浅草線5300形は、1991(H3)年から1997(H9)年に掛けて、5000形や5200形の置き換え用として、8連27編成216両が日立製作所川崎重工業日本車輌製造近畿車輛で製造されていました。

車体のほうは、同じ時期に落成していた都営12号線大江戸線の12-000形の初期型がベースの白塗装のアルミ製で、プラグドア方式の非常用扉が設置されています。

インバータ装置は、GTOサイリスタ方式で、デビュー当時は、同じ都営交通で、同期の車両である都電荒川線の8500形(めろ電、まみたん、めんめん)と同じ音がしていたけど、ソフトウェアの改良により違う音となっています。

都電8500形を見る度に、都営5300形の初期の頃を思い出してしまいます。

都営5300形がデビューしたのは、1991(H3)年3月31日の北総開発鉄道北総・公団線(現、北総鉄道北総線)の京成高砂〜新鎌ヶ谷間の開業に伴う直通運転の開始の時で、当時は京急川崎西馬込千葉ニュータウン中央間での直通運転が行われていました。

デビュー当時は5301,5302Fの2編成しかなく、5000形の一部が6連から8連に組み替えられていました。1995(H7)年7月2日のさよなら運転の時は全て8連となっていたけど、同年4月1日に開業した印西牧の原行きの表示がなく、千葉ニュータウン中央〜印西牧の原間に乗り入れなかったので、5200形と同様に変則運用となっていました。

1994(H6)年度に導入された5315Fからは、前面のスカート部分が大型化されているので、違いを見分けることが出来ます。

5308Fは、1992(H4)年度に導入された編成で、同年度導入分の5307Fから車椅子スペースが中間車の4,5号車から先頭車の1,8号車に移設されています。後に5306F以前の先頭車に車椅子スペースが取り付けられるようになったけど、4,5号車の車椅子スペースはそのままとなっています。

都営浅草線西馬込泉岳寺間は、京急直通列車の倍増により、日中は約20分間隔で運転される西馬込京成佐倉間の直通列車(大部分が京成車で運転されている)を除いて、西馬込泉岳寺間の折り返し運用となっているけど、その折り返し運用は都営5300形メインであります。

2006(H18)年11月をもって全廃となった5200形は、末期の頃に西馬込泉岳寺間の折り返し運用によく使われていました。

西側の撮影ポイントは、整理券がないと間近で撮影することが出来ない状態だったけど、豊洲でのゆりかもめの新車の見学会に行っていた絡みで整理券が手に入らなかったので、今回も整理券なしでも撮影出来るスペースで撮影することが出来て良かったです。

この時には、検査出場待ちの都営大江戸線の12-000形の12-201Fを撮影することが出来ました。

都営大江戸線は、木場車両検修場(木場公園の地下にあるメインの車両基地)と高松車庫(分車庫、旧、光が丘車両検修場)を含めて全面地下式となっているので、地上にある馬込車両検修場で重要部検査及び全般検査が行われるようになってからは、地上でも見られるようになっています。

そのお陰で、都営大江戸線の車両を青空の下で眺めることの出来る貴重なシーンとなっているし。

2006(H18)年10月28日に行われたイベントでは、銀色のグラデーション帯の12-301F、2008(H20)年11月8日に、白い大江戸線の12-061Fが展示されていたことを覚えています。

都営大江戸線の車両は、12-011〜12-061Fが初期型の白い塗装、12-071〜12-531Fが銀色のグラデーション帯の車両、12-611,12-621Fが、昨年導入された赤色の新バージョン(12-600形)で、12-000形の初期型が6編成,12-600形が2編成しかない為、新宿延長及び環状部の全線開業の時に大量導入されていた銀色でグラデーション帯の車両(12-201Fもそれに該当する)が大部分を占めているので、白と赤の大江戸線の車両は、目撃率が非常に低い状態となっています。

この日は曇りで時折小雨が降っていたので、逆光に悩まされることもなく撮影することが出来て良かったです。

5300形や12-000形のほか、京成3700形の3848F、北総7500形の7503F、E5001号機も展示され、行先表示も変えられていました。

この日は、仙台サンプラザモーニング娘。の公演@あゆみんこと石田亜佑美氏の凱旋公演が行われていました。

この日は土曜出勤で、3連休らしい3連休がお預けとなってしまったので、怒りが込み上げてしまいました!このことは土日休みでない人への嫌がらせだよ!

そんな時に3連休3連休とうるさくなると怒りが込み上げてくるよ!

自分が3連休らしい3連休にならなかったことは、小田急30000形EXEがロマンスカーらしいロマンスカーにならなかったことと同じことで、50000形VSEが満席で、後続の30000形EXEにないスーパーはこね号に例えたくなるよ!

この日は、ステーション♪のワンマンライブが行われ、見習い乗務員のあいりん、まみたん、きなりんが全員正規メンバーに昇格していました。

早くTokyo Cheer2 Party(チアチア)の4期生と握手したいです。

次にさゆ、あやちょ、はるなん、りなりな、佐保ちゃん、まみたん、しょこりんと握手出来るのはいつになるんだろう?