北陸新幹線の開業から1年経ち

今日(3月14日)、北陸新幹線の長野〜金沢間が開業し、東京と北陸の間が新幹線で結ばれるようになってから1年経ちました。

東京から富山や金沢の間を乗り換えなしで結ぶことはもちろんのこと、長野を通ることで、長野と北陸との間も新幹線で結ばれるようになったという喜びも共に、地域経済活性化に繋がっていました。

北陸新幹線の金沢延長開業によって、利用客が長野新幹線上越新幹線+特急はくたか号の時代よりも大幅に増えたことで、東京の人が北陸へ、北陸の人が東京へとすぐに移動出来るようになって大成功だな!と思いました。

長野では、昨年4月から5月に掛けて、善光寺の御開帳という書き入れ時もあったし。

北陸新幹線の開業によってすぐに結ばれた地域は、長野、富山、金沢だけでなく、飯山、上越妙高糸魚川、黒部宇奈月温泉、新高岡もであり、新幹線が出来たことによる喜びもありました。

日本三名園の一つである金沢の兼六園では、北陸新幹線の開業により入園者数が大幅に増加していました。

金沢の街並みは、外国人観光客にもこよなく愛されているので、世界で最も美しい駅のきっかけでもあるもてなしドームや鼓門と共に、お・も・て・な・しの気持ちが表されています。

お・も・て・な・しとは、おもてなしの気持ちを世界に伝えることでもあるし。

自分(しゃもじ)は、昨年8月1日に、北陸新幹線で金沢まで行ったけど、行けて良かったなと思っていました。

もてなしドームや鼓門で記念撮影した時に、しゃもじ運休(欠席)の時のお・も・て・な・しならぬしゃ・も・じ・な・しという言葉が生まれたのであります。

3月5日に、東京駅の21番線で撮影した、W7系W3編成によるはくたか575号は、東京駅を18時40分に発車し、上野、大宮、高崎と、安中榛名より先の各駅に停車してから金沢へと向かう列車であり、下りのはくたか号で唯一安中榛名駅に停車しています。

3月26日には、北陸新幹線の金沢延長後初のダイヤ改正が行われ、定期のかがやき号の走らない日中のはくたか号のスピードアップ化(大宮〜長野間は高崎駅のみ停車化)、上りの最終はくたか号の時刻の繰り下げなどが行われることになります。

W7系(E7系JR西日本バージョン)は、北陸新幹線の金沢延長と共に営業運転が開始されたので、こちらもデビュー1周年を迎えていました。

W7系の車内チャイムは、昨年9月30日まで、JR西日本所属の東海道・山陽・九州新幹線と同じ「いい日旅立ち・西へ」が使われていたけど、同年10月1日から、JR西日本の北陸キャンペーンソングである「北陸ロマン」に変わっています。

北陸ロマンのチャイム曲は、昨年12月31日までの期間限定で使われるはずが、現在も使われていることで、大好評であることに加え、北陸へのこだわりがあると思いました。

こちらは683系による特急サンダーバードの一部にも使われているし。

JR東日本による北陸新幹線のCMで、笑顔を乗せて出発進行!ということでウフフ!な気分で歌われていたけど、ウフフ!な気持ちは現在も変わらないです。

北陸新幹線では、E7系W7系(グランクラス付きの12両編成)が大好評である為に、E7系のF18編成とW7系のW11編成が追加増備され、昨年末には、東京〜長野間のあさま号を含めて、北陸新幹線の定期運用がE7系またはW7系に統一されていました。

北陸新幹線と言えばやはりE7系またはW7系であり、北陸のイメージにぴったりであります。

このように、北陸新幹線が大好評により1周年を迎えたことで良かったな!と思っています。

並びのE4系MaxのP1編成(Maxとき341号)は、臨時列車用として残されたE2系N編成(N5編成とN13編成)と同じ1997(平成9)年製であり、E4系で唯一の最古参編成でもあります。

この日は、上野東京ラインの開業から1年経った日でもあり、早いもんだなと思いました。