さよなら三木鉄道、島原鉄道南線

兵庫県厄神駅と三木駅を結ぶ三木鉄道(旧国鉄三木線)が、2007(H19)年度の最終日の3月31日をもって廃止されるけど、その廃止まであと1週間を切りました。

三木鉄道の路線 厄神〜国包(くにかね)〜宗佐〜下石野〜石野〜西這田〜別所〜高木〜三木

厄神で、JR加古川線、三木で、神戸電鉄粟生線に接続 神戸電鉄の三木駅までは、徒歩15分

三木鉄道三木線は、1916(T5)年11月22日に、播州鉄道の路線として、厄神〜別所間が開業。 翌年の1917(T6)年1月23日には、三木まで全通 1923(T12)年12月21日に播丹鉄道に譲渡され、1943(S18)年6月1日に国有化され、三木線に。

1985(S60)年4月1日には、第三セクター化され、三木鉄道へ。同時に北条線(粟生〜北条町間)も、北条鉄道として再出発していた。

1985(S60)年4月1日は、日本電信電話公社電電公社)が民営化され、日本電信電話(NTT)となっていた時であった。 

当時は、営業キロ6.8Kmと、第三セクター鉄道としては最短となっていた。現在は002(H14)年10月27日に開業した芝山鉄道線(東成田〜芝山千代田、2.2Km)が第三セクターとしては最短となっている。

今年3月31日には、全線廃止され、83年、三木鉄道としては23年の歴史に幕を閉じることになる。

国包駅の駅舎は、無人駅の簡易な駅舎の先駆けとして、国鉄時代の1976(S51)年に建てられていた。

代行バスは、神姫バスにより、厄神〜恵比須間で運転される予定。 恵比須駅は、神戸電鉄粟生線にある駅で、急行も停車する。

神姫バスと言えば、友人が大阪〜津山間でよく乗るバス会社でもある。

三木鉄道の時刻(厄神発) 平日 6:22、6:56、7:29、8:05、8:57、9:31、10:55、11:55、12:55、13:55、14:55、15:55、16:56、17:59、18:41、19:34、20:31、21:31、22:30

土曜・休日 6:22、7:01、7:35、8:32、9:31、10:55、11:55、12:55、13:55、14:55、15:55、16:56、17:59、19:34、20:31、21:31、22:30

(三木発) 平日 6:05、6:38、7:11、7:48、8:30、9:14、10:37、11:37、12:37、13:37、14:37、15:37、16:37、17:31、18:15、19:16、20:12、21:12、22:04

土曜・休日 6:05、6:44、7:18、8:15、9:14、10:37、11:37、12:37、13:37、14:37、15:37、16:37、17:42、19:16、20:12、21:12、22:04

当初は、8月1日に廃止される予定だったけど、4月1日に繰り上げられていた。

北海道で試験走行中のDMVデュアル・モード・ビークル)が実用化されれば、神戸電鉄の三木駅まで直通出来たところだったのに、今回の廃止は残念である。

あとは、三木駅が神戸電鉄粟生線の駅と離れていることや、厄神からのアクセスという不便さによって利用客が減少し、今回の廃止に至ってしまった。

三木鉄道の車両。 1985(S60)年4月1日の開業時には、ミキ180形のレールバスが2両導入されていた。 、こちらは、富士重工業製のLE−CARIIシリーズの二軸車タイプで、同時期に開業した北条鉄道のフラワ1985形レールバスに準じていた。 この車両には、その名の通り、日産ディーゼルの180PSのバス用のエンジンが搭載されていた。

こちらは、1999(H11)年に102号車が、2002(H14)年に101号車が廃車となっていた。

北条鉄道のフラワ1985形は、1号車のみが現在でも在籍しているけど、使用頻度が少なくなっている。フラワ1985−2号車は、2000(H12)年に紀州鉄道線和歌山県、御坊〜西御坊間)に譲渡され、キテツ1形として活躍、フラワ1985−3号車は2001(H13)年に廃車

現在三木鉄道で使われているミキ300形は、1998(H10)年に導入された富士重工製のDCで、295PSのエンジン(日産ディーゼル)が搭載されている。

番号のほうは、103、104、105号車で、1998(H10)には増発用として、103号車が、1999(H11)年には、102号車の置き換え用として、104号車が、2002(H14)年には、最後まで残ったミキ180−101号車の置き換え用として、105号車が導入されていた。

今後は、1両が保存される予定だけど、残りの2両は売却されることが予想されている。

こちらは、2000(H12)年に導入された北条鉄道のフラワ2000形DCに準じている。

三木鉄道の運賃 初乗り 150円、全線250円

長崎県島原半島諫早加津佐を結ぶ島原鉄道線では、3月31日をもって、南線(島原外港加津佐間)が廃止される予定となっているけど、残念なことに、旧型のキハ2000形DC8両も全廃となってしまいます。

島原鉄道の路線

諫早本諫早〜幸〜小野本町〜干拓の里〜森山〜釜ノ鼻〜諫早東高校前〜愛野〜阿母崎〜吾妻〜古部〜大正〜西郷〜神代町〜多比良町〜島鉄湯江大三東〜松尾町〜三会〜
島原〜島鉄本社前南島原島原外港

廃止予定の区間 島原外港秩父が浦〜安徳〜瀬野深江〜深江〜布津新田〜布津〜堂崎〜蒲河〜有家〜西有家〜龍石〜北有馬〜常光寺前〜浦田観音〜原城〜有馬吉川〜東大屋〜口之津白浜海水浴場前〜加津佐

急行の停車駅 諫早本諫早〜愛野〜吾妻〜西郷〜神代町〜多比良町〜大三東〜島原〜島鉄本社前南島原

島原外港加津佐間の列車 諫早発 6:45(南島原乗り換え)、7:43、9:36、11:17(急行、南島原乗り換え)、12:54、13:54、14:54、15:50(南島原乗り換え)、16:47(南島原乗り換え)、17:46、18:55

加津佐発 5:44、6:42、7:40、8:38(南島原から急行)、9:41(南島原行き)、10:52(南島原乗り換え)、12:56、13:57(南島原乗り換え)、15:48、16:48、17:48、18:48、19:48

自分は1996(H8)年3月4日に、諫早から島原まで島原鉄道に乗ったけど、行きが黄色いキハ2500形、帰りがキハ2000形DCだったことを覚えている。

当時は、島原外港〜深江間が不通となっていた。

1991(H3)年6月3日の雲仙普賢岳火砕流南島原〜布津間が不通となり、12月27日に全線復旧、翌年の1992(H4)年3月15日に土石流により、島原外港間が不通、4月14日に復旧したけど、1993(H5)年4月29日から1997(H9)年3月31日まで再び不通となったので、不通と復旧を繰り返していた区間となっていた。

1997(H9)年4月1日に復旧し、観光トロッコ列車も運転されるようになっていた。

8両のキハ2000形DCは、2003(旧島鉄色、島鉄による発注)、2006(旧島鉄色、元国鉄キハ20−440号車)、2008(旧国鉄首都圏色、元国鉄キハ20−295号車)、2011(トロッコ色、元国鉄キハ20−431号車)、2013(旧国鉄一般色、元国鉄キハ20−437号車)、2016(旧国鉄一般色、元国鉄キハ20−433号車)、2018(島鉄色、元国鉄キハ20−413号車)、2019(島鉄色、元国鉄キハ20−323号車)

これらの8両も、運転終了ということで残念に思っています。 本当は一部のみ動態保存してくれればよかったなと思っています。

黄色いキハ2500形DCは、1994(H6)年から2000(H12)年に掛けて、新潟鐵工所(現、新潟トランシス)で製造された車両で、トイレが付いている。

1994(H6)年に5両、1997(H9)年に5両、2000(H12)年に3両導入。

キハ2550形DCは、2001(H13)年に2両導入されていた。こちらは、キハ2550形DCをベースにブレーキが二重系統化されている。

区間短縮によって、黄色いDCに統一されてしまうことになる。

3月29日には、102→107運用に、2013号車、105→116運用に2016+2008号車、104→109→120運用に2003+2006号車、115→124→129運用に2008+2018号車、119→126→131運用に2013+2016号車、138運用に2018+2019号車が

3月30日には、102→107運用に、2008号車、105→116運用に2018+2019号車、104→109→120運用に2013+2016号車、115→124→129運用に2003+2006号車、119→126→131運用に2008+2019号車、138運用に2013+2016号車がそれぞれ使用される予定である。

102→107運用 南島原 5:58発→諫早 7:12着、7:22発→南島原 8:39着

105→116運用 諫早 6:45発→加津佐 9:14着、9:41発→南島原 10:49着

104→109→120運用 南島原 6:15発→諫早 7:29着、7:43発→加津佐 10:18着、10:52発→南島原 12:00着

115→124→129運用 南島原 10:54発→加津佐 12:01着、12:56発→諫早 15:22着、15:50発→南島原 17:11着

119→126→131運用 南島原 12:18発→加津佐 13:32着、13:57発→諫早 16:17着、16:47発→南島原 18:11着

138運用 南島原 18:40発→諫早 19:59着

平日は、105、107、131、102、126、138運用(いずれも諫早南島原間)のみキハ2000形が使用されている。

バチバチさんとその相棒は、九州遠征の時に加津佐まで行ったと言っていた。旧型車両が似合う両者にとっては貴重な体験であった。

マイミクのてるちゃん氏も、加津佐まで行けてよかったと言っていたし。

全線乗り通すなら、温泉施設入浴券付きの島原半島遊湯券 大人3000円がオススメである。

島原鉄道の運賃は、初乗りが150円、全線が2060円で、加津佐までの往復で4120円掛かることになるし。

筆者は加津佐まで行くことも無く終わってしまうことになる。

3月29、30日には、トロッコ列車の最終運用も行われる。

島原 9:44発→加津佐 11:36着、12:08発→島原 13:38着。

そのチケットは完売となっている。

3月28日には、南線の記念誌が発売される予定

今年5月5日には、島原鉄道が創立してから100周年を迎えることになるけど、それを目の前にして、南線が廃止されることは残念である。

西武鉄道の新型30000系スマイルトレインは、4月26日に西武新宿線で営業運転入りするという情報が入ってきました。

当日は西武新宿駅で出発式が行われ、西武新宿10:36発の急行本川越行きで営業運転が開始されることになります。池袋線では5月末に営業運転が開始される予定。地元を走る列車なので早く乗りに行きたいです。

この日は横浜BLITZでのベリイベの結果が発表されたけど自分は夜の部に落選でした。

その分八王子での会場推しに回すことが可能となります。前日のよみうりランドでの℃-uteのイベントでは仕事で行かれないのに!

当分の間握手会とは無縁な生活が続きそうです。

この日から、ごっちんこと後藤真希ちゃんのオフィシャルブログが再開したという嬉しいお知らせが入ってきました。

自分は28日で33歳の誕生日を迎えるけど、うるう年なので32歳の期間が1日長いです。

今週末はさゆに会えるけど、新潟の座席は、16列目です。新潟と言えば、小春ちゃんの凱旋公演です。

3月30日は、日暮里・舎人ライナー横浜市営地下鉄グリーンラインが開業する日だけど、日を改めて乗りに行く予定です。

では、バイバーイピンク、キャハ、キャハ、キャハ