田園調布駅
この日(3月7日)は、東急線の田園調布駅の開業90周年記念イベントに行ってきました。
この時には、普段入ることの出来ない、復元旧駅舎の2階部分に入ることが出来ました。
復元旧駅舎の2階部分は、通常非公開で、開業90周年記念の写真展が行われていました。
田園調布駅は、1923(大正12)年3月11日に、前身の目黒蒲田電鉄によって、目黒〜丸子(現、沼部)間(現在の東急目黒線、東急多摩川線の一部)と共に開業し、今年で90周年を迎えます。
開業当初は調布駅(調布市にある京王線の駅とは別)だったけど、1927(昭和2)年8月28日の東京横浜電鉄東横線、渋谷〜丸子多摩川(現、多摩川)間が開業した時に田園調布駅となっています。
田園調布駅の旧駅舎は、洋風建築で、1923年の開業時から1990(H2)年9月に地下化工事の進捗によって取り壊されるまで、田園調布のシンボルとして親しまれていました。
田園調布駅で地下化される前は、3面4線で、かつての多摩川園(現、多摩川)駅と同様に、西側に東横線、東側に目蒲線(現、目黒線)が入っていました。
地下線への切り替えは、1994(H6)年11月27日に目蒲線、1995(H7)年6月に東横線の下り線、同年12月に東横線の上り線の順で行われていたけど、目蒲線に関しては、多摩川園駅も同時に地下化されていました。
多摩川園→多摩川駅の地下ホームは、2000(H12)年8月6日の目蒲線の系統分割後に、東急多摩川線用のホームとして使われています。
田園調布のシンボルである旧駅舎を残して欲しいという強い要望により、地下化完成後の2000(H12)年1月に元の場所に復元されたけど、田園調布と言えばやはりこれだなと思いました。
駅舎の前にある噴水やバラ園も田園調布の旧駅舎とマッチしています。
その甲斐あって、2000(H12)年に第4回の関東の駅百選に認定されていました。
この日は良く晴れていたので最高の画像に仕上がりました。
駅前には、東急線のイメージキャラクターであるのるるんの着ぐるみも来ていました。
のるるんは、今月16日に迫った副都心線との直通運転を期に登場した東急線のマスコットキャラクターで、主力車両である新5000系がモチーフとなっています。
のるるんの愛称名は、一般公募によって決められ、乗るとルンルンした気持ちを掛けて命名されたと思われます。
この後、代官山まで9001Fに乗ったけど、自由が丘で記念撮影することが出来て良かったです。
代官山では、踏切の撮影ポイントで撮影し、JR線との交差部分でも撮影していました。
この後鬼子母神前まで移動し、都電9002号車(紺色のにょん電)などを撮影しました。
京王線の調布駅のほうも、昨年8月に地下化されています。地下化されたことによる平面交差の解消により、新宿〜橋本間の相模原線特急が復活していたのであります。こちらは以前とは異なり、京王多摩センターのほか、京王稲田堤、京王永山、南大沢駅にも停車するようになり、相模原線では急行と同じ停車駅となっています。調布駅の地下化により、相模原線の踏切が全廃となっていました。これまでの急行のほとんどが区間急行(旧通勤快速)に格下げされています。通勤快速から区間急行に変更されてからは土休日にも運転され、本数も増えています。
次にさゆやあやちょと握手出来るのはいつになるんだろう?