久しぶりの江ノ電、タンコロまつり

この日は、江ノ島・鎌倉フリーパスを使って江ノ電に乗りに行きました。

ルート 目白〜新宿〜藤沢〜極楽寺…タンコロまつり会場…極楽寺〜鎌倉…鶴岡八幡宮…鎌倉〜稲村ヶ崎〜藤沢〜片瀬江ノ島江ノ島〜藤沢…石上〜藤沢〜町田〜新宿

まずは小田急の新4000形による快速急行で藤沢へと向かいました。

江ノ電藤沢駅は、小田急デパートの2階にある高架駅で、かまぼこ型のドーム状の天井が特徴となっています。

ここから極楽寺までは、22Fに乗りました。

タンコロまつりの主役であるタンコロこと108号車は、今から80年前の1931(S6)年に製造された車両であり、31年前の1980(S55)年に引退するまで1両単位での単行運転で使われていました。単行でコロコロ走るということがタンコロの由来となっています。

最後まで残っていた2両のうち、107号車は、沿線の鎌倉海浜公園で静態保存されているけど、一昨年7月の撮影ツアーで立ち寄ったことがあります。

この108号車は、イベント用として動態保存され、年に一度のタンコロまつりで一般公開されています。

以前は江ノ島駅構内に置かれていたけど、現在は、極楽寺車庫の専用の格納庫に収納されています。

この日は、ファミリー向けの日ということで、車内も開放されていました。

この108号車の車内は、都電の6000形などと同様に、床や壁が木で出来ているなど、レトロな雰囲気を味わうことが出来ました。

自分が江ノ電に乗りに行ったのは一昨年の12月12日以来でした。
この時に鉄道ジャーナリストの史絵.さんと出会いました。

史絵.さんは都電を中心とした路面電車愛好家で、江ノ電も好きな電車の一つとなっているので自分と共通しています。都電一押しであることも共通しているし。

江ノ島〜腰越間は、路面を走る区間となっているのが有名となっています。

江ノ電1000形の1101F(SKIP号)は、休憩用車両として開放されていました。

前日は、雨天により12時で打ち止めとなってしまったけど、この時にタンコロの撮影会も行なわれるはずでした。

史絵.さんのほうは、19日の土曜日のみの出演予定だったけど、中止となったことにより急遽20日にも出演していたのでとても嬉しかったです。

前日とは打って変わって良く晴れていたので、都電のイベントで毎回晴れていたように、史絵.さんが晴れ女であるということを実感しました。

史絵.さんのトークショーは、SKIP号の車内で行なわれるはずだったけど、急遽検車庫に変更されていました。この時に入場中の白い1000形をバックに行なわれていたので得をしたと思います。

この日は、富士見ヶ丘での車両基地で、京王井の頭線の3000系の事前応募制の惜別撮影会が行なわれていました。

江ノ電と1000形は、鉄道をやり始めたきっかけでもあるので原点でもあります。

史絵.さんによるオリジナルのDVD(江ノ電1000形)と記念入場券セットが売り出されていたけど、どちらもその日のうちに完売していました。 自分は記念入場券セットのほうを買いました。

極楽寺から鎌倉までは、江ノ電の旧型車で最後の1編成となった300形の305Fに乗ることが出来ました。

305Fは今から51年前の1960(S35)年に元京王線の木造車の台枠が流用されて新造された車両で、バス窓が特徴となっています。

1989(H元)年に車体更新、冷房化、カルダン駆動化された後も板張りの床が残されているので旧型車らしい雰囲気があります。

かつては1000形以降の新形式車と、300形や旧500形(旧形式車)との連結運転が出来ず、独立した運用となっていたけど、ブレーキ装置の改良により、形式とは関係無く連結運転出来るようになっています。

この日はレトロ調の10形と連結されていたということでレトロ調同士の組み合わせとなりました。

江ノ電ではこの305Fがお目当てだったので運転されていたし、それに乗ることも出来て良かったです。

一昨年7月の江ノ電撮影ツアーの時に305Fが極楽寺の車庫で寝ていたのでリベンジすることが出来ました。

江ノ電の2000形以降の車両は、運転台後部がクロスシートとなっているので、京急の600形以降の車両と同様に前面展望を楽しむことが出来ます。

江ノ電は腰越〜稲村ヶ崎間で海を眺めることが出来るのが魅力であり、鎌倉高校前駅は、唯一海を眺めることの出来る駅として有名であります。

この日の江ノ電は、混雑の影響により6分程遅れていました。 やはり良く晴れた秋の日曜日ということとタンコロまつりが重なっていたからこうなったと思います。

鎌倉駅からは歩いて鶴岡八幡宮まで行きました。 ここの階段横に有名な大銀杏があったけど、昨年3月10日の強風により倒木していました。その再生に向けた作業が行なわれています。

母親の実家のある稲村ヶ崎で途中下車し、海の見える場所に移動したけど、ちょうど夕日を眺めることが出来て良かったです。

稲村ヶ崎には稲村ガ崎温泉があるけど、18歳以上でないと入れないです。

稲村ヶ崎から藤沢までは、502Fに乗ったけど、海沿いの夕日を眺めることも出来ました。併結相手の21Fは、昨年11月に江ノ電全線開通100周年記念により茶色のリバイバルカラーに変更されていました。

江ノ電は、来年開業110周年を迎えるので都電よりも長い歴史があります。

藤沢から片瀬江ノ島まで小田急江ノ島線で移動し、ここから江ノ電江ノ島駅まで歩いていきました。 昔よく江ノ電に乗っていた頃は、最初は片瀬江ノ島から歩いていたけど、後に藤沢で乗り換えていました。

江ノ島から藤沢までは、嵐電塗装の1502Fに乗りました。本家の嵐電では塗装変更が行なわれているので現在は旧塗装となっています。こちらは今年の3月末で終了するはずだったけど、延長されています。 一方の1501Fは、サンライン号のリバイバルカラーのままとなっていました。

その後に石上まで歩き、ここから2000形の2001Fに乗って藤沢まで戻りました。

石上駅は、高架線から下りた後すぐに到着する無人駅で、藤沢駅に近いことで利用客が少ない状態となっています。

藤沢から町田まではekiShスタンプ集めにより各駅停車に乗りました。

この日に集めたekiShスタンプは、六会日大前、善行、石上、柳小路、鵠沼湘南海岸公園江ノ島、湘南江ノ島、腰越、鎌倉高校前、七里ヶ浜稲村ヶ崎極楽寺、長谷、由比ガ浜、和田塚(江ノ島電鉄線マスター)、本鵠沼鵠沼海岸片瀬江ノ島、藤沢本町(小田急江ノ島線マスター)

和田塚というと、スマイレージ(スマちゃん)のリーダーである和田彩花氏を思い出します。

ゆうかりん卒業後のスマちゃんの1推しはあやちょかかにょんのどちらかが候補だけど、甲乙付けがたいです。

江ノ電と言えば、一昨年2月に放送されたよろセン!でさゆと鉄道に関する講義が行なわれていたことを思い出しました。

この日は残念ながらお目当ての握手会のあの字が無かったです。