開業50周年を迎えた伊豆急

この日は、青春18きっぷを使って開業50周年を迎えた伊豆急行線に行って来ました。

ルート 目白〜新宿〜横浜〜熱海〜伊豆急下田伊豆高原〜伊東〜熱海〜横浜〜武蔵小杉〜品川〜東京〜新宿〜目白

まずは新宿駅でE257系による新宿さざなみ号を撮影し、湘南新宿ラインで横浜へと向かいました。

横浜駅185系旧塗装(A8編成、クハ185-15F)による踊り子107号を撮影しました。

熱海から伊豆急下田までは、2100系リゾート21EX(2157F)による黒船電車に乗りました。

伊豆急下田駅の留置線では、251系(スーパービュー踊り子号,RE2編成)、185系旧塗装(踊り子号,A8編成)、100系(イベント用の103号車)が展示されていたけど、黒船電車が留置線寄りの3番線に到着したことにより、並びが実現していました。

リゾート21EXは、1990(H2)年に導入されたマイナーチェンジ車で、前面窓のセンターピラーの廃止、グリーン車(ロイヤルボックス)の新設、3号車の電動車(5M3T(5M2T))化などで変化し、デビュー当時は東京〜伊豆急下田間の臨時特急リゾート踊り子号を中心に活躍していました。

塗装はデビュー当時山側に青色、海側に赤帯が入ったリゾート21カラーとなっていたけど、2006(H18)年に初代黒船電車の2151Fの廃車により、ロイヤルボックスを含めて黒船電車塗装に変更されていました。

2003(H15)年3月までは、熱海〜伊東〜伊豆急下田間の普通列車にもロイヤルボックスがあったけど、それが廃止されてからは普通列車運用時にはロイヤルボックス抜きの7両編成、リゾート踊り子号に使われる場合はロイヤルボックス連結の8両編成として使われています。

伊豆急下田駅で行われた伊豆急行線開業50周年記念撮影会でのメインは、開業当時に活躍していた100系の103号車で、開業記念日ということで当時のヘッドマークが取り付けられていました。

100系は、開業時から9年前の2002(H14)年まで活躍していたけど、グリーン車あり、食堂車あり、新旧の前面スタイルありなどでバリエーションが豊富となっていました。1986(S61)年にグリーン車が廃止されてからはロイヤルボックスに改造された1両を除いてグリーン車のお下がりの豪華な普通車も体験することが出来たということもありました。

元祖ロイヤルボックスのサロ1801号車も、晩年は普通車扱いとなっていました。

この103号車は、両運転台車で単行運用が可能ということで、2002(H14)年に定期運用から追われた後も、事業用車、伊豆急でんしゃまつりでの展示用として残されていたけど、今年になってからは開業50周年を期にイベント用車として復活していました。

この日は、体験ツアー客用として伊豆高原伊豆急下田間1往復で運転され、青空の下の伊豆急下田駅で展示されていました。背後の山も絵になったし。

このハワイアンブルーの塗装は伊豆急らしいと思います。

ハワイアンブルーと言えば、2155F(リゾートドルフィン号)が伊豆高原駅伊豆急でんしゃまつりの会場で展示されていたけど、行かれなかったのが残念でした。

103号車は単行で運転されているので、片瀬白田伊豆稲取間の海岸を走る区間等で走行シーンを撮影すれば絵になると思います。

伊豆急では、3年前に200系(元JR113,115系)が元東急8000系に置き換えられて全廃となってからはマンネリ化していたけど、100系の復活や185系A8編成の旧塗装の復元などで面白みが出てきています。

片瀬白田伊豆稲取間の海岸線を走る区間では、伊豆大島(伊豆諸島)が見えました。伊豆諸島のほうは東京都の一部で、品川ナンバーの車が走っていることで違和感があります。

踊り子107号に使われていた185系旧塗装のA8編成(クハ185-15F)は、、伊豆急下田に到着した後にセレモニーが行なわれ、留置線に入っていました。

この時に伊豆急103号車との並びも見られたので往年見られたシーンが再現されていました。

このA8編成を含めた田町車両センター所属の185系A編成(グリーン車2両連結の10両編成)は、新宿〜高崎間の特急あかぎ号にも使われているので、高崎線方面へも顔を出すこともあります。

やはり斜めストライプ塗装のほうが185系らしいと思います。

この日は新子安の撮影ポイントで人が殺到していたのはその為でした。

伊豆急下田駅の留置線で展示されていた251系(スーパービュー踊り子号)のRE2編成(クハ251-2F)。

スーパービュー踊り子号は、1990(H2)年4月28日に、伊豆へのリゾート専用特急としてRE1,2編成が新宿、東京、池袋〜伊豆急下田間でデビューしていました。

デビュー当時は水色塗装で、乗った時から伊豆というコンセプトがあり、斬新なリゾート特急であることが評価されて1991(H3)年度のローレル賞に輝いていました。

RE1,2編成の2編成しかなかった頃は、池袋発着の1往復が祝日を除いた水曜日に限り185系による代走となっていました。

1992(H4)年の増発の時には、マイナーチェンジ車であるRE3,4編成が導入されていたけど、ワイパーが3本から2本になるなどで変化していました。

1,2号車(グリーン車)と10号車が2階建て車両で、1号車の1階にグリーン車専用のサロン、2号車の1階に4人用個室、10号車の1階に授乳室とこども室があります。

2002(H14)年からは1年間掛けてリニューアル化され、塗装が青系から現在の緑色系に変更され、普通車の座席がリクライニング化されていました。2007(H19)年にはグリーン車の座席も一新されていたし。

ビューという名の通り、眺めを楽しむことの出来る特急となっています。

デビュー当時はビューレディと呼ばれる独自のユニフォーム着用の女性スタッフ(日本食堂(現、日本レストランエンタプライズ(NRE))の社員)が7人乗務していたけど、現在はビューアテンダントに名称変更され、ユニフォームが湘南新宿ライン等のグリーン車グリーンアテンダント等と同じデザインとなっています。

乗車口での検札業務や車内の案内放送、グリーン車での飲み物、おしぼりのサービスは、ビューレディの時代からNREの女性スタッフ(ビューアテンダント、現在は5人乗務)によって行われています。

251系はデビューから20年以上経っているけど、伊豆へのリゾート特急のフラッグシップであることは揺るぎないです。

スーパービュー踊り子号は、全車指定席で、特急料金が踊り子号やリゾート踊り子号よりも割高となっているけど、伊豆急区間だけでは500円となっています。

撮影会では、185系A8編成との並びが披露されて良かったと思っています。

撮影会の後は、103号車を撮影してから下田ロープウェイで寝姿山まで行きました。前回行った時はロープウェイで往復しただけだったけど、今回は天候に恵まれていたので散策もしました。

伊豆急下田から伊豆高原までは、スーパービュー踊り子号(RE1編成、クハ251-1F)に乗りました。伊豆急に乗ったことやこのスーパービューに乗ったことは、2007(H19)年2月の河津桜の時以来でした。

伊豆急下田では、金目鯛の押し寿司を買い、スーパービューの車内で食べました。

この時に乗ったスーパービューは、池袋行きだったので、このまま池袋まで乗って帰りたい気分になっていました。

蓮台寺駅は、以前西伊豆への連絡駅として特急が止まっていたけど、現在は全て通過となっています。

伊豆急では、SuicaPASMOも使えるので、伊豆急行線区間ではSuicaを使いました。 スーパービューはSuicaに指定席特急券をプラスして乗りました。

伊豆高原では、リゾートドルフィン号を撮影し、足湯に入った後、周辺にある温泉浴場である高原の湯まで行きました。伊豆と言えばやはり温泉です。伊豆は海あり山あり温泉ありで有名だし。

伊豆と言えば一昨年2月28日から3月2日まで、妹の結婚前の家族旅行で行ったことがあり、伊豆急下田駅前の某回転寿司の店にも立ち寄っていたことを覚えています。 あの時は伊東からレンタカーを借りて周遊していたし。2日目に泊まったホテルでは、金目鯛を食べたことも覚えているし。 

この日に入った足湯は、熱海、伊豆急下田伊豆高原の3箇所でした。

伊豆急下田では、友人と出会うことが出来て良かったです。友人は、撮影会の後河津まで行き、河津から修善寺までバスで出て、ここから伊豆箱根鉄道駿豆線に乗って三島で1泊し、翌日に来年に全廃予定の駿豆線の1100系(元西武701系)のリバイバルカラーの追っ掛けをしていました。

西武701系と言えば、1997(H9)年2月まで西武新宿線系統で活躍していた車両で、自分も良く乗っていました。

伊豆高原から伊東までと伊東から熱海までは、元東急電鉄伊豆急行の親会社)の8000系に乗りました。 当初は4両基本編成(トイレ付き)と2両付属編成(トイレ無し)があったけど、現在は全て3両編成に組み替えられ、一部の伊豆急下田寄りの先頭車(Tc車)にトイレが取り付けられていました。 2両付属編成だった頃は、トイレ無しの編成で、2両編成で運転される場合はトイレは付いてませんの表示がありました。トイレはバリアフリー法が施行された後なので洋式トイレとなっていました。

伊豆高原から伊東まで乗った編成は、3両編成でのワンマン運転となっていました。

品川から東京までは、田町車両センター所属のE233系のNT6編成に乗りました。

この日は皆既日食となっていたので見ることが出来て良かったです。

この日集めたekiShスタンプは、伊豆多賀網代、宇佐美、伊東(JR伊東線マスター)、南伊東、川奈、富戸、城ヶ崎海岸伊豆高原伊豆大川伊豆北川、伊豆熱川、片瀬白田伊豆稲取今井浜海岸、河津、稲梓、蓮台寺伊豆急下田の各駅でした。

この日は都営大江戸線が開業20周年を迎え、都庁前駅では、つば九郎東京ヤクルトスワローズのイメージキャラクター)による一日駅長ならぬ一日駅鳥によるセレモニーが行なわれていました。

来年からはまのさゆ推しに戻るけど、スマイレージのほうは、あやちょとかにょんを中心に応援していきます。 めいめいこと田村芽実氏は電車および駅のスタンプ集めが好きだと言っていたので親近感があります。

ゆうかりんに幸あれ!