京王高速バス、都電

今回の関西遠征では、大阪梅田(阪急三番街)バスターミナルから池袋駅東口まで、京王バス東による夜行高速バスで帰りました。

この時に乗ったバスは、京王バス東世田谷営業所所属の新宿、渋谷〜神戸(三ノ宮)、加古川、姫路線(神姫バスとの共同運行)と共通の三菱ふそうの先代エアロバス(エアロクィーン)のK50369(品川200か・998、形式はKL-MS86MP、2003(H15)年式)で、3列独立シートの中央部階段下にトイレのあるタイプとなっていました。

このタイプの車両には、20年前から採用されている京王高速バスの塗装(赤と金色の帯のウェーブ塗装)に似合っていると思います。

同型のK50357(品川200か・910、℃-ute番)号車とK50358(品川200か・911)号車は、2003(H15)年7月18日の渋谷、新宿〜大阪線開設(阪急バスとの共同運行、京王バスにとっての夜行高速バスの復活路線)の時に導入されていたけど、このK50369(品川200か・992号車)は、同年12月の姫路線の開設に伴う増備車として導入されていました。

23時に大阪(梅田)を出た後、新大阪、千里ニュータウン(桃山台駅前)、千里中央名神茨木、名神高槻、名神大山崎の各バス停で乗車扱いが行われ、名神高速、中央道経由と中央高速バスでお馴染みの経路を進み、中央道八王子、中央道日野、中央道府中、中央道深大寺、中央道三鷹に停車し、初台ランプ(中央高速バスで使われている出入口)で首都高を降りて新宿西口高速バスターミナルまで行き、甲州街道、山手通り経由で渋谷マークシティのバスターミナルへ。渋谷を出た後、明治通りを北上せずに山手通りに戻り、富ヶ谷ランプで首都高中央環状線(山手通りの真下を通る山手トンネル)に入り、西池袋ランプ(西武池袋線椎名町駅付近、自宅のすぐ近く)で降り、すぐに右折し、西池袋通り(昨年立教大学裏に出来た道路)を通り、ビックリカードをくぐってから左折し、池袋駅東口の高速バスの降車場(池袋の西武デパートの前)に到着していました。

7月に青春中央エコドリーム24号で帰った時と同様に、中央道の多摩エリアで渋滞していたので、定刻よりも10〜20分程度遅れて新宿、渋谷に到着していたけど、池袋には約4分遅れまで回復していたので、山手トンネルでのショートカットにより回復されたと思われます。通常時は山手通りを北上するか、山手トンネルを通るのか気になります。

途中の開放休憩は、名神高速桂川PAと中央高速の石川PA(大阪行きも同様)で行われ、中央道の恵那峡SAと双葉SAでは、ツーマン運行(交代制の2人乗務)に伴う乗務員交代による運転停車が行われていました。それに対して、JRのドリーム号は三ヶ日営業所または小黒川PAで乗務員交代(JRバス関東西日本JRバス)が行われているので事実上のワンマン運転となっています。

往路の池袋発は、池袋を出た後、明治通りを南下し、新宿駅西口、渋谷マークシティを経由して大阪へと向かうけど、高戸橋交差点(都電のすぐ近く)での通過シーンを確認しています。池袋への送り込みの回送は、山手通りから西池袋通りを通っていたし。

大阪行き高速バスの池袋乗り入れは、今年5月まで、阪急バスの単独運行(品川、横浜経由)で行われていたけど、6月から、京王バスによる運行日(隔日運行)に限り池袋駅東口まで延長されています。先月と今月は、奇数日の大阪発、偶数日の東京(池袋)発がそれに当たっているし。

阪急バスのほうは諸事情により池袋乗り入れが見送られ、新宿始発、渋谷終着となっています。

京王バスに乗りたいなら池袋発着の日を、阪急バスに乗りたいなら池袋発着以外(新宿発、渋谷着)の日を選んだほうが良いということになります。

阪急バスが池袋に乗り入れていた頃は、西武バスとの共同運行が行われていたことがあったので、京王バスにシフトされた後もその名残があります。

現在西武バスの大阪乗り入れは、京阪神ドリームさいたま号(大宮、東所沢、所沢、東大和市、立川〜京都、大阪、神戸(三ノ宮)間、西日本JRバスとの共同運行)のみとなっています。

新宿、渋谷〜神戸(三ノ宮)、加古川、姫路線は、東名高速東名阪道新名神高速、名神高速阪神高速神戸線第二神明道路加古川バイパス経由で、海老名SAで休憩が行われているけど、先月22日に青春エコドリーム303号に乗った時に新名神高速の土山SAで休憩していた時に京王バスの姫路行きのK50357(品川200か・910)号車が乗務員交代による運転停車していたのを確認したので、℃-ute番に当たらなくて残念に思いました。この910番のバスは、昨年8月に友人が関西遠征の往路で乗った時(当時は渋谷始発で池袋に乗り入れていなかった)に当たっていました。

こちらは2007(H19)年3月に新宿発着と渋谷発着(東急バス撤退後、神姫バスによる単独運行となっていた)が統合されて現在の路線となっています。神姫バス側では、姫路をもじったプリンセスロードという愛称があるけど、京王バス側にはそれがないです。

京王バスの池袋乗り入れは、京王バス東名高速東北道(仙台・石巻線)を走る時と同様に違和感があるけど、池袋に京王プレッソインという京王グループのビジネスホテルがあることの縁があります。池袋西口にはC&Cという京王グループのカレーショップもあるし。

このバスの3列独立シートは、フルリクライニング方式で、青春エコドリーム号にはないスリッパや毛布のサービスもありました。貸し出された毛布は、京王バスグループの路線バスと同じKEIOBUSのロゴ入りで、昨年7月18日から19日に掛けて名古屋から新宿まで京王バスの夜行便に乗って帰った時を思い出しました。

ランクルームに荷物を預けた時は、航空機やコンサート会場でのカメラ・録音機器のお預かりの時と同様の引換券方式なので取り間違いの心配はなかったです。

このバスに初めて乗ったけど、とても良かったです。今回の関西遠征で、帰りのバスが池袋行きに当たっていたのがちょうど良かったし。

この日は、一旦帰宅した後、高戸橋の撮影ポイントで都電8503号車(めろ電)によるピーポくん号を撮影しました。。このヘッドマークは、前後異なるデザインで、警視庁のラッピングとリンクしています。

こちらは、警視庁のラッピングが施されていた頃の8502号車(めろ電)に付いていたこともありました。

この8503号車は、8502号車と共に製造されてから20年経ったけど、輝きは色褪せていないです。

秋の交通安全運動期間中だったので、他の車両に黄色い旗が付いていました。

次にさゆ、あやちょと握手出来るのかいつになるんだろう?