初めて見たE6系

まずは、高戸橋で都電を撮影してから、東京駅の新幹線ホームで撮影していました。

この時に、はやぶさスーパーこまち号の間合い運用であるやまびこ217号を撮影することが出来て良かったです。

こちらは、はやぶさスーパーこまち12号で東京に到着し、E5系側はU6編成、E6系側はZ5編成が使われていました。

E6系は、E3系の置き換え用及び、秋田新幹線のスピードアップ化により、E955系(FASTECH 360Z)や東北新幹線E5系ベースの車両として、2010(H22)年6月に、S12編成として7両1編成が落成し、各種試運転が行われていました。

昨年11月には、量産車であるZ2編成が導入され、今年3月16日には、Z2編成からZ5編成までの4編成が、東京〜秋田間のスーパーこまち号4往復と、間合い運用である東京〜仙台間のやまびこ号1往復で営業運転入りしていました。

6月からは、E3系からE6系への置き換えが順次進められ、来年春の改正の時までには、量産先行車のS12→Z1編成の量産化改造分を含めて24編成出揃う予定で、E3系の全てが置き換えられることになります。

スーパーこまち号は、宇都宮〜盛岡間で300Km/h運転が行われ、東京〜秋田間の所要時間が最速3時間45分と従来よりも5分短縮されています。

来年春には、スーパーこまち号も、単独はやぶさと同様の320Km/h運転が行われて、さらなるスピードアップが予定されているし。

塗装は、上部が茜色、下部がE2系E5系にも採用されている飛雲ホワイトで、その中間がアローシルバーとなっており、秋田のイメージにマッチしていると思います。

前頭部は、E955形で試用されたE5系と同様のアローライン(ロングノーズ)型で、ノーズの長さがE3系の6mから13mと長くなっています。

ミニ新幹線初となるロングノーズの採用によって、定員減少を防ぐ為に、E3系の6両編成(4M2T)から1両増えた7両編成(5M2T)となり、1編成当たりの定員がグリーン車を含めた336席と、E3系の338席と比べて2席の減少に止まっています。

秋田新幹線スーパーこまち号とこまち号は、東北新幹線はやぶさ号、仙台、盛岡〜新青森間を除いたはやて号と同様に全車指定席(全席指定)で、座席指定券が必要となります。

E6系の車内設備、東京(秋田)寄りが11号車、仙台・大曲寄りが17号車

普通車 12〜17号車、グリーン車 11号車、いずれも全席禁煙で座席配列は2+2(11号車と12号車の車椅子スペース部分は1+1)、普通車の窓側・両端部とグリーン車の全席に携帯電話やパソコン等の充電用コンセントが付いています。

大曲〜秋田間では、列車の進行方向が逆となり、下りの大曲→秋田間は、11号車、上りの秋田→大曲間は、17号車が先頭となります。

トイレ(男女共用洋式トイレ、男性専用小トイレ)・化粧室は、12,13,14,16号車(うち、12号車の男女共用洋式トイレは、幅広の車椅子対応ユニバーサルタイプ)、車椅子スペースは 11,12号車、多目的室は 12号車、列車電話は 12,16号車にあります。

インテリアは、グリーン車が秋田の伝統工芸品である楢岡焼きの釉薬である海鼠釉の青色、川連漆器の茶色が採用された優雅な空間で、普通車が、秋田の稲穂がイメージされた黄金色の座席、田んぼの畦道がイメージされた通路、ドアの稲穂模様が採用されており、乗った時から秋田という雰囲気を味わうことが出来ます。

E5系+E6系によるやまびこ204号は、仙台 6時30分発→東京 8時40分着(折り返しははやぶさスーパーこまち7号)、やまびこ217号は、東京 18時20分発→仙台 20時33分着で、途中停車駅は、上野から福島までの各駅で、白石蔵王駅だけが通過となります。

この場合は、スーパーこまち号やこまち号とは異なり、E6系側の12号車から17号車までの普通車が自由席となるので、気軽に乗ることが出来ます。

今回東北遠征で撮影出来なかったE6系を初めて撮影することが出来て良かったと思っています。

その前には、E3系R17編成+E5系U22編成によるはやて・こまち45号も撮影しました。

E3系の0番台は、山形新幹線に続く2路線目のミニ新幹線である秋田新幹線用の車両として、1995(H7)年に量産先行車であるS8編成(後のR1編成)の5両編成が落成し、各種試運転が行われていました。この量産先行車は、400系に準じた長っ細いタイプで異彩を放っています。

翌年の1996(H8)年には、量産先行車と比べてふっくらとした顔つきの量産車であるR2編成が落成し、1997(H9)年3月22日の秋田新幹線の開業の時までに16編成が導入されていました。

開業当時の秋田新幹線は5両編成で、山形新幹線つばさ号と同様に自由席が2両ありました。

東京〜盛岡間(一部東京〜仙台間)で、200系またはE2系との併結運転が行われていたけど、当時E2系との併結運転による275Km/h運転列車(はやて号の前身である速達やまびこ号)が3往復と少なく、200系との併結運転(240Km/h)がほとんどでした。

200系との併結運転列車のうち、仙台で切り離されたE3系こまち号が5両の単独運転(仙台〜盛岡間275Km/h運転)で秋田へと向かい、切り離されていた200系が仙台〜盛岡間各駅停車のやまびこ号で盛岡へと向かっていたタイプもありました。

秋田新幹線こまち号の利用客が増加した為に、1998(H10)年10月から12月8日の改正までの間に中間車1両組み込みの上で6両化され、増発用として、このR17編成が6両フル編成として導入されていました。R17編成からは、ワイパーが増設されて2本となっています。

この改正では、E2系+E3系の併結列車が増発され、1999(H11)年12月4日の改正では、200系との併結運転がなくなり、全てE2系との併結運転となっていました。

2002(H14)年から2005(H17)年に掛けて導入されたR18〜R26編成は、E2系1000番台に準じて仕様変更され、インバータ装置がGTOサイリスタからIGBTとなっています。

これらの編成は、東北新幹線の東京〜盛岡間で使われていた200系のH編成(東海道・山陽新幹線で活躍していた100系もどきの2階建て車2両付き16両固定編成)の置き換え用として、E2系1000番台と共に導入され、E2系+E3系の16両編成(はやて・こまち号の間合い運用)としても使われています。

秋田新幹線こまち号が全車指定席(全席指定)化されたのは、盛岡〜八戸間が開業した2002(H14)年12月1日のことで、速達やまびこ号もはやて号への変更と共に仙台、盛岡〜八戸間の列車を除いて全車指定席化されていました。

一昨年(2011(H23)年)11月19日からは、E5系の増備により、E5系+E3系の併結運転も登場し、併結バリエーションも加わっていました。この場合でも最高速度が275Km/hに抑えられています。

今年3月16日にE6系スーパーこまちが導入され、来年春までにE3系が順次置き換えられていくけど、E3系の初期型車は間違いなく廃車となってしまいます。 後期型はLR編成化され、山形新幹線に転用されることが予想されるし。

これによりR5編成とR6編成が運用離脱され、新幹線総合車両センター疎開留置されています。

秋田新幹線こまち号E3系の乗車・撮影はお早めに。

山形新幹線では、E3系1000番台(LR編成)のL51編成も撮影しました。こちらは新庄まで延長された時に導入された編成であります。

東海道新幹線のホームでは、700系やN700系を撮影したけど、N700Aは撮影出来なかったです。

この後、東京中央郵便局にあるKITTEまで行き、展望デッキから話題の赤レンガの東京駅舎を撮影しました。

大手町で小田急60000形MSE車によるメトロホームウェイ41号を撮影し、代々木上原乗り継ぎで梅ヶ丘まで行きました。理由は地下化された後の世田谷代田〜梅ヶ丘間を通ってみたかったからです。

代々木上原小田急60000形MSE車によるメトロホームウェイ43号を撮影し、新宿乗り継ぎで帰りました。 代々木上原から新宿まで乗った車両は1067号車と小田急線を含めた狭軌のレール幅(1067mm)と同じ数字でありました。

次にさゆやあやちょ、いっちーと握手出来るのはいつになるんだろう?