東上線ファミリーイベント

この日(11月17日)は、池袋から森林公園まで、東武東上線の50090系51093F(TJライナーの車両)による臨時快速急行(東上線ファミリーイベント号)に乗り、森林公園検修区(シリコ)で行われた東上線ファミリーイベントの会場に入りました。

こちらは昨年のイベント(11月18日)に続いて50090系が使われているけど、前回は51094Fが使われていたことを覚えています。前回は池袋から和光市まで30000系による急行に乗り、和光市から臨時快速急行で森林公園まで行ったので、今回は池袋から森林公園まで通しで乗ったことになりました。

停車駅は、通常の快速急行と同様に、池袋を出た後、和光市、志木、川越、川越市、坂戸、東松山、森林公園に停車していました。

小川町発着は森林公園〜小川町間でつきのわ、武蔵嵐山の各駅にも停車となります。

東武東上線快速急行は、平日の朝ラッシュ終了後の上り2本、夕方以降の上り7本(うち、小川町発4本)、土休日の朝の下り3本、上り3本(全て小川町発着)、夕方以降の上り6本(うち、小川町発1本)、夕方以降の上りは全てTJライナーの送り込み運用となっているけど、下りの快速急行(土休日のみ運転)は全て小川町行きなので、快速急行森林公園行きはファミリーイベントの時限定となっています。

今年3月16日の改正の時に登場した快速は、日中に30分間隔で運転される列車で、快速急行の停車駅に成増、朝霞台、ふじみ野、若葉を加えたものとなっています。

この臨時列車は、通常の快速急行と同様のクロスシートモード、案内パンフレットの配布、イベントの案内放送ありと、ファミリーイベントの雰囲気を味わうことが出来たので、やはりこれに乗れて良かったと思っています。

こちらはイベント開場直通ではなかったので、イベント客だけでなく、一般客も交じっていました。

このことで、武蔵丘、南入曽、横瀬西武鉄道三大イベントの時の臨時列車に乗ったことを思い出しました。

50090系の座席は、TJライナーの時が進行方向を向いたクロスシート快速急行の時がクロスシート、その他の列車の時がロングシートモードとなっているので、近鉄L/CカーやJR仙石線205系の2WAYシート車と同様となっています。

TJライナーは、50090系による座席定員制ライナー列車(全て下りの小川町行き、池袋駅では5番線から発車)で、平日は10本、土休日は6本運転されています。池袋→ふじみ野間(ノンストップ区間)は、着席整理券(300円)が必要で、ふじみ野寄り先はフリー乗車区間となるので、京急2100形による京急ウィング号(平日夜の下りのみ運転)の品川→上大岡間の関係(京急ウィング号着席整理券は200円)に準じています。

TJライナーの途中停車駅は、ふじみ野、川越、川越市、坂戸、東松山、森林公園、つきのわ、武蔵嵐山と、快速急行とは異なり、ふじみ野停車、和光市、志木通過となります。

このようなライナー系列車は、平日のみ運転のところが多いけど、土休日にも運転されていることは珍しいと思います。

こちらはやはり買い物帰りの利用客もターゲットとなっているし。

東武東上線は、来年5月1日に、池袋〜田面沢間が開業してから100周年を迎えるので、盛大なイベントが予定されています。

因みに、田面沢駅は、川越市霞ヶ関間にあった駅で、入間川に面していたけど、坂戸延長により役目を終えていました。

最初に撮影した車両は、このイベントの目玉となっている8111F(東武博物館所有のイベント専用電車でリバイバルカラー、東武顔)で、デビュー50周年記念のスペシャヘッドマークや、イベント用の白い幕も披露されていました。

この時の表示は臨50、寄居で、50周年記念らしい演出となっていました。

東武8000系が登場したのは、今から50年前の1963(S38)年11月1日のことで、当時は4両編成で本線系統の西新井電車庫(現在の東京メトロ千住検車区竹ノ塚分室)と東上線系統の川越電車区JR東日本川越車両センターの前身とは無関係)に配置されていました。

東武8000系は、1963(S38)年から1983(S58)年までの約20年間で712両製造されたので、同期に導入され、1984(S59)年まで製造されていた国鉄103系の記録に並んでいた為に私鉄の103系とも呼ばれています。

1963(S38)年からの在籍組は、8101〜8112Fが該当しているけど、そのうちの8106,8110F(野田線所属)とこの8111Fが未だ現役であります。

トップナンバー車で人気があった8101Fは、9月に廃車となり、その台車、パンタグラフ、制御機器が東向島にある東武博物館で展示されています。

8111Fのリバイバルカラー化後の東上線ファミリーイベントでの展示は、昨年に続いて2度目で、今年は、森林公園 7時37分発→寄居 8時13分着、8時25分発→森林公園 8時56分着というルートで団臨が運転されていました。

自分は行かなかったけど、寄居では、副線での折り返しとなり、往路のみこのような記念ヘッドマークが取り付けられていました。

東武鉄道の二大イベント(森林公園検修区での東上線ファミリーイベントと南栗橋工場での東武ファンフェスタ)は、撮影会も豊富なので面白いと思います。

東上線ファミリーイベントでは、都営地下鉄のイベント等と同様に方向幕が頻繁に変えられてしまうので、撮影するのにもキリがない状態でありました。そのお陰で貴重な表示を沢山見ることが出来て助かったという良い面があったし。

このようなイベント仕立ての白幕は、スタッフによる手で変えられているので、その苦労があったからこそ良いイベントになったと思います。

撮影会で展示されていた車両は、8111F,9101F,11032F,31610+31410F,51094Fと、スペシャルゲストである東急4110F(渋谷ヒカリエ号)でした。

撮影会に行く前に、8000系の8185F(休憩用車両)の車内で行われた東武博物館の花上名誉館長さんのトークを聞きました。こちらは乗務員室からの車内放送形式で行われていたし。

撮影会では、都営浅草線のイベントの時と同様に、方向幕や表示が頻繁に変えられていたけど、撮影会の天敵である逆光に悩まされてしまいました。

東武10030系の10両固定編成である11032Fは、今年になってから車体更新と共にVVVF化されていました。

この11032Fは、1989(H元)年に、11031Fと共に導入された10030系の10両固定編成で、2編成共に東上線に配置されています。

同じ時期には、10000系の11803〜11806Fが中間車2両が組み込また上で10両固定編成化され、11003〜11006Fとなっていました。

本線系統で、半蔵門線直通専用の50050系以外の10両固定編成が導入されないのは、浅草駅に乗り入れることが出来ないからであり、10000系列の10両固定編成が、東上線にあって本線系統にない編成となっているのはその為であります。

逆に10030系の2両編成が本線系統にあって東上線にはない状態となっているし。

東武10000系列の車体更新は、2007(H19)年の11601F(本線系統用)を皮切りに行われ、一昨年3月の11635F(本線系統)からは10030系にも施されています。

11635Fは、今年7月には、野田線に転用されていました。

これまでは、界磁チョッパ制御のまま更新されていたけど今回の11032Fの更新からは、VVVF化(東武野田線の新車である60000系に準じたVVVFインバータ装置への交換)も更新メニューに加わっていたけど、この後更新された6+4の編成はVVVF化されなかったし。

現在は10000系の10両固定編成で、未更新車が11031F、更新車が11032Fと見分けることが可能となっています。

このイベントでは、快速森林公園行きと、普段見ることの出来ない表示となっていたけど、上手く撮影出来なかったのが心残りでした。

東武東上線の快速は、全て池袋〜小川町間日中30分間隔の運転で、池袋駅を00分,30分(小川町駅を23分,53分)に発車しています。

東武30000系の31610+31410Fは、後半になってからは越生観梅号のヘッドマークが取り付けられていました。

31610+31410Fは、昨年8月に東上線に転属してきた編成で、昨年11月18日の前回の東上線ファミリーイベントに行く時に池袋から和光市まで乗った編成でもあります。

越生観梅号は、1996(H8)年から2003(H15)までの越生梅林の観梅の時期に10030系の4両編成によって、池袋→越生間で運転された臨時列車で、池袋→越生間ノンストップ(坂戸駅は臨時停車)となっていたけど、2000(H12)年からは朝霞台と川越にも停車するようになっていました。

このように、30000系に越生観梅号のヘッドマークが取り付けられたのは、東上線ファミリーイベントならではだったけど、逆光状態により上手く撮影出来なかったのが心残りでした。おまけにLED表示の撮影も失敗したし。


昨年の東上線ファミリーイベントでは、31601+31401Fが展示されていたけど、自分がよみうりランドでのハロプロのイベントに行っていた為に行かれなかった一昨年11月23日の前々回では、31611+31411Fが展示されていました。

一昨年の東上線ファミリーイベントは、4月3日に行われるはずだったけど、東日本大震災の影響により11月23日に延期されていました。

9101Fの行先披露では、4両編成までしか入れない越生線(東上線系統の支線)の越生行きの表示も披露されていました。

因みに東武越生線は、1985(S60)年頃まで、7300系や7800系(旧型電車)も活躍し、7800系の足回り品が再利用されていた5000系も、1990(H2)年まで在籍していました。

2008(H20)年6月14日から越生線がワンマン化されたことで10030系が撤退し、小川町〜寄居間と共通のワンマン仕様の8000系に統一されています。

LED表示だと、撮影した時に欠けてしまうことが多いという欠点があるので、このような方向幕仕様で残る9101Fが展示されて良かったと思っています。

今年の東上線ファミリーイベントでは、スペシャルゲストとして、東急電鉄5050系4000番台のうち、渋谷ヒカリエ号として人気の4110Fが、撮影会用として展示されていました。

渋谷ヒカリエ号は、渋谷駅再開発の第一弾として、渋谷駅東口の東急文化会館跡地に開設された渋谷ヒカリエのオープンから1周年を迎えた今年4月26日に、渋谷→武蔵小杉間の臨時列車でデビューして以来、副都心線東武東上線西武池袋線直通運用(10両編成)で幅広く活躍しています。

昨年は、乗務員訓練の為に東武鉄道に貸し出されていた東急4106F(レギュラー塗装)が展示されていたけど、今年は、副都心線を介して東急東横線と結ばれたことを記念して、この渋谷ヒカリエ号が展示されたのであります。

この時もやはり、種別や行先表示が頻繁に変えられ、普段見ることの出来ない有楽町線豊洲や新木場などの表示も披露されたことで注目されていました。

今回は特急池袋というレアな表示も披露されていたし。 トリとして元住吉の表示も披露されていました。元住吉行きは8両編成でしか見られないし。

川越市〜森林公園間は、普段東武鉄道の車両しか走らない区間なので、回送列車でありながら、渋谷ヒカリエ号が走ったのは今回が初めてとなりました。これまでは東武鉄道に貸し出されていた従来塗装の5050系4000番台が試運転や先行運用で乗り入れていた実績があるし。

イベント当日は、53K運用で菊名から川越市まで運転され、川越市で、東武51071Fと車両交換が行われた後、森林公園まで回送されていました。

5050系4000番台は、一昨年から今年に掛けて、4101〜4110Fの10編成が導入されていたけど、8連と区別する為に4000番台が使われています。

一昨年導入されていた4101〜4103Fは、暫定的な8両編成となっていたので、今年3月15日に廃止された渋谷地上駅にも乗り入れ、各駅停車しか止まらない駅にも止まっていました。

東横線の各駅停車しか止まらない駅は、踏切と踏切に挟まれた駅があるなど、ホームの延長が不可能である為に8両編成のままとなっているので、東京メトロ7000系の一部を8連に短縮せざるを得なくなっていました。

4104F以降は、10連で落成していたので、今年3月16日に東横線と地下鉄副都心線との直通運転が開始されるまで、東横線での営業運転に入ることが出来ず、4104F〜4106Fが、西武鉄道東武鉄道に貸し出されて、先行的に営業運転に使われていました。同様に東急5050系や横浜高速鉄道のY500系も東京メトロに貸し出された上で営業運転に使われていたし。

昨年9月から今年2月までの間に東京メトロ7000系や10000系が東横線に貸し出されていたのはその見返りでありました。

渋谷ヒカリエ号の内装は、1,3,8,10号車が、渋谷ヒカリエの外装やオフィスゾーンがイメージされたクリア(透明感のある内装にシルバーとブルーの座席が採用されている)

2,4,6,9号車が、渋谷ヒカリエのショッピングエリア「ShinQs」や渋谷の街並みがイメージされたアクティブ(カラフルな吊革やブラウンとブルーの座席が採用されている)

5,7号車が、渋谷ヒカリエの11階にある東急シアターオーブ(東急文化村(Bunkamura)の運営によるミュージカル劇場)がイメージされたシック(シアターオーブと同様の落ち着きのある星を散りばめたような黒い壁にブルーの座席)となっているので、遊び心の溢れる電車であります。

10両固定編成なので当然東横線の各駅停車には使えないけど、その魅力が副都心線を越えて、東武東上線西武池袋線沿線にも伝えられています。

これで、今年の東上線ファミリーイベントの撮影会展示車両の個別紹介は以上となるけど、8111Fに渋谷ヒカリエ号という豪華なラインナップであった為にかなり賑わっていました。

天候に恵まれたのは良いけど、撮影会の天敵である逆光状態に悩まされた為に上手く撮影出来なかったのが心残りでした。

来年は、東上線が開業100周年を迎えるので、盛大なイベントが予想されています。

東急電鉄では、9月29日に、事前申し込み制の長津田工場の公開が行われていたけど、このような誰でも入場出来る車両基地イベントが行われていないので、今回の渋谷ヒカリエの展示は大サービスでありました。

森林公園検修区(シリコ)で行われた東武東上線のファミリーイベントの裏のスペースで8111Fを撮影しようとした時に、ズームを伸ばした状態のデジカメを落としてしまい、取れてしまったことで一時的にデジカメで撮影出来ずに撮影会できまずい思いをしてしまい、取り付けで成功した時にデジカメが復旧したので、それまでの間無駄な時間となったので、イモ電車やヒカリエのパンツマークの撮ウェー会となってしまったよ!

その間は昼飯を食いに行ったとごまかすことが出来るけど、本当は上手く撮影したかったよ!

デジカメが復旧したから難を逃れたけど、このような失敗はもう二度としたくないよ!

本当に凶方位はおろか、鉄道のイベントで物を落としてばかりの状態が続いているよ!過去の鉄道イベントで何度もあり、凶方位で紛失したということも多発していたからそのはずだよ!

撮影会の時には、逆光状態で上手く撮影出来ずに、スペシャルゲストだった渋谷ヒカリエ号の珍表示の撮影で失敗したからこちらもイモ電車やパンツマークの撮ウェー会そのものだったよ!

昨年はトラブルがはなかったけど、今年にこうなってしまったのがショックだったし!

この時には、鶴ヶ島市の茶らーめんを食べました。

会場となった森林公園検修区は、1971(S46)年3月1日に、川越市駅構内にあった川越電車区からの移転により、森林公園駅と共に開設されていました。現在川越市には、川越工場があります。

帰りに森林公園から池袋まで、31615+31415Fによる快速池袋行きに乗ったけど、折り返しは成増行きとなっていました。

12月23日をもって、池袋のトヨタの展示施設であるアムラックスが閉鎖され、お台場のメガウェブに集約されてしまうことで、池袋に行く楽しみが半減してしまうよ!トヨタのニューモデルが出る度に近くの池袋よりも遠くのお台場に行くのは嫌だよ!このことでトヨタ派である父親がショックに陥っていたし!

この後、東池袋四丁目で、赤帯の都電7001号車を撮影しました。

東武鉄道のイベントには、記念品を貰うことが出来るけど、今年は路線図入りのバンダナを貰うことが出来ました。

この日も、前日に続いて中野サンプラザで、モーニング娘。の秋ツアーが行われていたけど、会場推しはしませんでした。

鉄道友の会に再入会した理由の一つは、飲み会に行きたいからであります。

自分がチアチアファミリーやステッシャーになってからは飲み会に1度も行った回数がゼロだから暫定2車線の高速道路や、東武スカイツリーライン伊勢崎線)のとうきょうスカイツリー駅付近の開かずの踏切伊勢崎線2号踏切)などに例えたくなるよ!

もしも今年中に飲み会に行かれなかったら、来年に飲み会の幹事をやります!

早くさゆやTokyo Cheer2 Party(チアチア)の4期生と握手したいです。これだと初握手が大幅に遅れていたモーニング娘。の10期メンバーの時の二の舞となってしまうことが懸念されます。

次にさゆ、あやちょ、はるなん、りなりな、佐保ちゃん、まみたん、しょこりんと握手出来るのはいつになるんだろう?