関西遠征1日目

この日(3月20日)の関西遠征1日目は以下のようなルートで移動しました。

新宿高速バスターミナル→大阪梅田…梅田→十三→梅田…北新地→御幣島→尼崎→京都…七条→丹波橋→樟葉…くずはモールSANZEN-HIROBA…樟葉→中書島→京阪宇治…JR宇治→奈良→天王寺天王寺駅前→(堺トラムに乗る)→浜寺駅前我孫子道天王寺駅前天王寺→JR難波…道頓堀…なんば→阿波座…一旦宿泊先のホテルにチェックイン…新福島→神戸→三ノ宮→大阪→福島…宿泊先のホテルでした。

まずは大阪梅田でマック(マクド)に立ち寄った後、阪急電車で十三まで1往復しました。行きは8000系、帰りは5000系

阪急梅田駅で、阪急神戸本線(神戸線)の少数派車両である8200系8200Fによる通勤特急新開地行き(西宮北口止まり)を撮影しました。

この8200系は、1995(H7)年6月12日の神戸線全線復旧(同年1月17日に発生した阪神・淡路大震災による不通区間の全面復旧)に伴うダイヤ改正の時に2連2本4両(8200Fと8201F)が導入され、当時はラッシュ時に於ける座席収納車として話題になっていました。

こちらは、神戸線でのラッシュ時対策に試作された車両でもあります。

2007(H19)年から2008(H20)年までの間に9000系に準じた内装に改造され、座席収納が行われなくなったけど、特徴のある側面LED表示(左側に日本語、右側に英語)や1.5mのワイドドアの採用により異彩を放っています。

今回の関西遠征のオープニングの時に、平日の朝ラッシュ時にしか見ることの出来ない8200系による通勤特急を撮影することが出来て良かったと思っています。

北新地からは、18きっぷを使い、尼崎乗り継ぎで京都まで行き、ここから七条まで歩き、七条から樟葉まで6000系による特急で移動しました。

京阪沿線在住の友人たちと一緒に、くずはモールの中にある京阪旧3000系3505号車の展示スペースであるSANZEN-HIROBAに行ってきました。

こちらは、デビュー当時の様子が復元されており、時間帯によってデジタル動態保存も行われています。

入場無料で年中無休なので、入ることが出来て良かったです。

登場当時の座席のモケットや、京都方のテレビ、ツーハンドル方式の運転台が再現されているので、クラシックスタイルの外観と同様に、70年代にタイムスリップしたような感じがしました。

テレビは薄型で、現役当時と同様にNHKを中心に放映されています。

ある時間毎に、淀屋橋から樟葉までの前面展望画像が映し出され、係員によるデモンストレーション運転が行われていたので、臨場感のあるデジタル動態保存とも言えます。

5月上旬からは、運転体験や車掌体験(どちらも有料)が行われる予定となっています。

車内の見学は無料なので、あの時の雰囲気を味わうことも出来るけど、混雑時には車内見学が中止になる場合があります。

くずはモールでの保存車両に8531(3505)号車が選ばれたのは、デビュー当時テレビ付きのテレビカーであったことの縁もあります。これによりテレビカーのロゴやアンテナも忠実に再現されていたし。

運転台は、1995(H7)年のリニューアル化後に8000系と同じワンハンドルマスコンに交換されていたけど、復元によりデビュー当時のツーハンドルマスコンに戻されていました。こちらは、寝屋川工場で保管されていたものであるし。

SANZEN-HIROBAでは、入場無料だけでなく、3000系の車内にも入ることが出来るのが嬉しいと思います。

その甲斐あって、昨年2月11日に、地下の淀屋橋駅で別れて以来、地上で再会することが出来て良かったと思っています。

あの後は、中書島乗り継ぎで宇治まで行き、宇治から奈良までJR奈良線103系で移動しました。奈良駅では、万葉まほろば線(桜井線)の105系を見たけど、どちらかがかつて千代田線直通で活躍していた103系1000番台から改造された車両となっていました。

奈良から221系による大和路快速で移動し、天王寺駅前から浜寺駅前まで、阪堺電気軌道の新型車両(LRT)である堺トラムのモ1000形1002号車(紫おん)に乗りました。

この日は、堺トラム固定時刻に1001号車(茶ちゃ)、その後の一般運用にこの1002号車が使われていたので、今回1002号車に乗ることが出来ました。

堺トラムは、堺市と国による補助により導入された超低床式路面電車(LRT)で、昨年8月25日に我孫子道浜寺駅前間で1001号車がデビューしていました。

当時は、我孫子道浜寺駅前間5往復(月曜日は点検の為に4往復)で、火曜日と金曜日が運休という変則的な運用となっていたけど、11月14日に自動車との接触事故により運行出来なくなったということがありました。

修理完了後、1月1日から3日に住吉大社での初詣輸送により我孫子道〜住吉〜浜寺駅前間の臨時運転で運用復帰し、1月6日に一般の営業運転に復帰した矢先、2月11日から28日までの間に車両整備等により再び運休となっていました。

3月1日からは、1002号車の営業運転が開始され、1001号車と合わせた2本体制となったことにより、運転区間天王寺駅前浜寺駅前間に拡大され、毎日運転となっています。

堺トラムでは、2本のうちの1本が、所定運用に入っているけど、変更される場合があるので注意が必要であります。

但し、天王寺駅前我孫子道浜寺駅前間での限定運用である為に、恵美須町〜住吉間と住吉〜住吉公園間には入らない状態となっています。

堺トラムのモ1001形は、アルナ車両製のLRTであるリトルダンサーUa(3車体連接車)で、堺トラムと同時期にデビューした札幌市電の新車であるA1200形(ポラリス)などと同じタイプであります。

南海グループ(1980(S55)年12月1日に南海電気鉄道から分離独立されている)であることから帝国車輛→東急車輛(現、総合車両製作所)製となっていたけど、今回は、同じ関西にある路面電車専門メーカーでリトルダンサーシリーズの実績のあるアルナ車両で製造されていました。

紫おんは、堺市の花である花菖蒲がイメージされ、日本的な色である紫色とシャンパンゴールドの塗装が採用されているので、堺市を走る電車にぴったりだと思います。

LED表示は、東急電鉄の新3000系以降の車両と同様に、日本語と英語が交互に表示されています。

堺市によると、堺トラムが3編成導入される予定で、来年には1003号車が導入されることになるけど、何色になるのか気になります。

天王寺駅前は、先月7日のあべのハルカスのグランドオープンにより活気づいているので、堺トラムの天王寺乗り入れは良い効果だと思います。

浜寺駅前は、南海本線浜寺公園駅前にある電停で、浜寺公園の近くにあります。

浜寺駅前電停は、1面1線の片側ホームで、複線から単線に切り替わる手前に満車時のみ使われている降車専用ホームがあるので、都電荒川線の早稲田電停と同じような扱いとなっています。都電の早稲田電停でも、手前にある降車専用ホームが満車時にしか使われていないし。

浜寺公園には、阪堺電車で活躍していた、モ121形130号車が静態保存されています。

前回(2月16日)関西遠征で、堺トラムが運休で乗れなかったけど、今回の関西遠征で、乗ることが出来て良かったです。

天王寺駅前から浜寺駅前まで、阪堺電車の堺トラムの1002号車(紫おん)に乗れたのは良いけど、その前に奈良に寄り道した絡みで、天王寺到着がギリギリとなった為に1001号車(茶ちゃ)に乗り遅れたし、我孫子道からそれに乗って浜寺駅前まで行こうとしたら、従来の711号車と車両交換されて入庫されてしまった為に乗ることが出来なかったので茶々を入れられた状態だったよ!我孫子道で撮影出来たから良かったけど、正面のみの撮影で、全体的に撮影出来なかったのが心残りだったよ!

浜寺駅前から我孫子道まで504号車、我孫子道から天王寺駅前まで702号車(かなとも番)に乗り、あべのハルカスを見てからJR難波まで移動し、道頓堀でたこ焼きを食べてから千日前線阿波座まで行き、ここで一旦ホテルにチェックインした後、新福島から神戸まで321系で移動しました。やはり東海道本線のekiShスタンプを制覇したかったということで神戸まで行ったし。

神戸からは三ノ宮で途中下車し、223系の新快速、103系を乗り継いで福島まで行き、吉野家に立ち寄ってからホテルに入りました。こちらのホテルも温泉付きのスーパーホテルでありました。

この日に集めたekiShスタンプは、西山天王山、公園東口、御幣島JR東西線マスター)、摂津富田、JR藤森、JR小倉、伊勢田、新田(京都府)、城陽長池、山城青谷、山城多賀、玉水、棚倉、上狛、木津(京都府)、平城山、奈良(JR奈良線マスター)、郡山(奈良県)、大和小泉法隆寺新王寺、王寺、三郷(奈良県)、柏原南口、柏原(大阪府)、八尾、久宝寺、平野(JR)、美章園、立花、甲子園口、西宮(JR)、さくら夙川、芦屋(JR)、甲南山手摂津本山、住吉(JR、六甲ライナー)、六甲道、灘、三ノ宮(JR)、元町(JR)、神戸(兵庫県JR東海道本線マスター)、ハーバーランド高速神戸、元町(阪神)、三宮(神戸新交通)、三宮(現、神戸三宮、阪神)、三宮(神戸市営)、三宮・花時計前、神戸三宮(阪急)の各駅でした。

次にさゆ、あやちょ、はるなん、りなりな、佐保ちゃん、あいりん、まみたん、きなりん、しょこりん、ゆかっぴと握手出来るのはいつになるんだろう?